特定価格とは?
特定価格というのは、市場性を有する不動産について、法令等による社会的要請を背景とする評価目的の下で、正常価格の前提となる諸条件を満たさない場合における、不動産の経済価値を適正に表示する価格のことをいいます。
この特定価格は、平成15年に改正施行された不動産鑑定評価基準において、旧基準における概念整理が図られて再定義されたものです。
旧基準における再定義とは?
旧基準において特定価格として定義されていた中で、「一般的に取引の対象とならない不動産」に関する価格とされていた部分が、新基準では分離され「特殊価格」として定義されています。 |