固定金利選択型を選ぶときのポイントはどのような点ですか?
固定金利選択型を選ぶときのポイントは次のような点です。
■固定期間は何年にしたらよいのか?
■固定期間終了時とライフプランの変化が重複していないか?
固定期間は何年にしたらよいのかについて
固定金利選択型の場合、当初の固定金利の期間が特に重要になります。
これについては、今後の金利動向をどう捉えるかということが判断基準になるわけですが、たとえば次のように、金利の変化がないと思う場合には、固定期間を短期にすれば大幅に金利を抑えることができます。
■今後3年間は金利が変動しないと予想する場合
・・・この場合は、固定期間は3年とし、3年後も現在と同様の金利水準で引き継ぐようにするのが望ましいです。
■2〜3年以内に金利が上昇すると予想する場合
・・・この場合は、固定期間はある程度長く設定するのが望ましいです。
固定金利期間終了時とライフプランの変化が重複していないかについて
固定金利期間が終わると、住宅ローンの残高に対してその時点における金利が再適用されることになります。これにより、毎月の返済額も変更されます。
この固定期間終了時と、子供が高校へ入学するなどライフプランの変化が重なる場合には、キャッシュフローに支障がでることがあるので注意してください。
ライフプランの変化に合わせた固定金利の選択については、たとえば次のようにします。
■子供が生まれそう、または生まれた場合
・・・子供が小学校に入学するまでの5〜6年間は固定期間を選択します。
■2年後に子供が高校へ入学する場合
・・・子供が大学を卒業するまでの9〜10年間は固定期間を選択します。 |