元利均等返済とはどういう返済方法ですか?
元利均等返済というのは、毎回の返済額を元金と利息を含めて一定額とし、この金額を支払えば完済できるという仕組みになっています。
この元利均等返済は、住宅ローンの返済方法の中でも最もポピュラーな返済方法なので、多くの人が利用しています。
元利均等返済と元金均等返済ではどちらが有利ですか?
元金均等返済は、元金部分を一定額ずつ減らしていって、その借入金残高から利息の計算をし、その利息を元金部分に加算するので、返済額が分かりやすいです。
これに対して、元利均等返済の元利合計額は、貸付金額の複利運用により算出するのですが、毎回の返済額を一定金額にするため、毎回の返済額を算出するのが簡単ではありません。
また、元利均等返済の場合は、一定額を返済すれば完済できる仕組みになっていることから、毎回返済額の内訳の明細が把握しにくいといえます。
さらに、借入金残高の減少は元金均等返済よりも遅く、総返済額は多くなるのにもかかわらず、当初の返済額が元金均等返済よりも少ないということで、安易に借りてしまうことには注意が必要になります。
元利均等返済と元金均等返済とでは、返済期間が同じであるならば、元金均等返済の方が有利であるということは知っておいてください。 |